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ダイエット

BMI(Body Mass Index、ボディマス指数)体重と身長の関係をもとに肥満度を評価する指数

BMI計算式

BMI=体重(Kg)÷身長(m)²

例:体重70kg、身長1.75m(175cm)の場合

BMI=70÷(1.75)²=70÷3.0625=22.86

BMIの判定基準(WHO基準)

  • 18.5未満 低体重(やせ)
  • 18.5~24.9 普通体重(適正体重)
  • 25.0~29.9 肥満(1度)
  • 30.0~34.9 肥満(2度)
  • 35.0~39.9 肥満(3度)
  • 40.0以上  肥満(4度)

BMIと健康リスク

1.低体重(BMI 18.5未満)
・免疫力の低下→風邪や感染症にかかりやすくなる。
・貧血→栄養不足による鉄分、タンパク質不足。
・骨粗しょう症→カリシウム不足。
・筋力低下。等

2.普通体重(BMI 18.5~24.9)
・この範囲が最も病気のリスクが低く健康的な体重とされています。

3.過体重(BMI 25.0~29.9)
・高血圧→心筋梗塞、脳卒中のリスク増加。
・高コレステロール→動脈硬化のリスク。
・糖尿病→インスリン抵抗性が上がり、血糖値が上昇。
・睡眠時無呼吸症候群・いびきや無呼吸で睡眠の質が低下。 等

4.肥満(BMI 30.0以上)
・心血管疾患→心筋梗塞、脳卒中リスク増加。
・脂肪肝、肝機能障害→肥満が原因の非アルコール性脂肪肝炎のリスク。
・関節疾患→膝、腰の痛み。

BMIと理想体重

BMIをもとに、理想的な体重(適正体重)を求めることができます。

=身長(m)²×22

例:身長170cm(1.70m)の場合

1.70²×22=1.70×1.70×22=63.58kg

この計算で出た値が、日本人にとって最も生活習慣病リスクが低いとされて

BMIの限界と補足

  • 筋肉量は考慮されていない→筋肉量が多いアスリートはBMIが高くても太っていない
  • 体脂肪率とは別の指標→BMIが標準でも体脂肪が多い「隠れ肥満」になる可能性がある。
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